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Ruination

shiv.exblog.jp

溜まってた分の長文

鼻が臭くなる病気があるらしい。
鼻の身近にシュールストレミング缶が固定されている心地であろうか。
そんな感じの漫画を見たことがある。
臭いのはどれだ。何が臭いのだ。どこから臭うのか!!
怒り狂い、微かな僅かなにおいを放つ「もの」すら破壊しつくすおとこのひと。
ある日ある時、おとこは気付き、喜びの悲鳴をあげた。
これだ!こいつだ!こいつが一番臭うのだ!
おとこは刃物を手に取り、
自分の鼻を
ちょん切った。
とれだ!くさいの゛、とれだ!
いつもの声が出せなくなっているのも気付かず、おとこは歓喜した。
おとこは究極の無臭を手に入れたのだ。


こんな話もある。テレビで見たものなんですけれど。
締め切りがせまる作曲家。男は集中し、神経を研ぎ澄ませ、メロディを作る。
あまりに集中しているため、想像している音楽を妨げる、工事の音、時計の音、
妻がドアを閉める音、鳥の声、風の音、
妻がシャワーを浴びる音、妻がファンデーションを頬に塗る音を、一切排除した。
男は無音の空間を欲した。どんな音も邪魔しない、作曲のための空間。
彼は知り合いの研究員に頼み、自分が弾くピアノの音すら聴こえない部屋を作ってもらった。
男は喜んだが、束の間、突如襲った雑音が耳をつんざいた。
彼は、彼の耳に届くその音を消そうとしたが、見つからない。
こんなにうるさいのにどこにあるのか!
しかして男は それ をようやく見つけた。そうしてペンを手に取り、
自分の心臓に突き刺した。
男は究極の静寂を手に入れたのだ。


そう思うと、究極ってわりと身近にありませんか。
気のせいですか。
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by jiutai | 2007-09-11 23:46 | 世間話
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